加盟に関するQ&A

新規で加盟を考えられている方々からよく聞かれる質問を Q&A でまとめてみましたので、ご参考にしてください。皆様の加盟をお待ちしています。

 

Q. 1チーム以上登録できるのはなぜ?

A. ポニーはアメリカで生まれたプログラムです。
ポニーの理念は「野球を通じて立派な社会人を育てよう」という事です。
無限の可能性を秘めた小中学生選手が、体が成長するまで練習だけで公式戦に出られない事態は避けるべきだと考えています。これから体が成長する選手達も、試合に出ながら野球を覚え、体が大きくなった時にもう一段高いレベルの野球に取り組める準備をすべきだとの考えからです。
特に、公式戦の大舞台でご父兄の皆さまの声援を受けながら投げて、打って、守ることは非常に緊張します。しかしこの経験は、高校野球で、また社会に出た際の掛替えのない貴重な経験となります。是非、全てのポニー選手に貴重な経験を踏んで成長していって欲しいという願いからです。全ての選手が宝であり、戦力です。ポニーの部員数の多いリーグは毎年4チームを持って運営しています。そして全ての登録選手が公式試合に参加しています。

 

Q. リエントリーとは何ですか?

A. スタメン9名に限って、一度選手交代でダッグアウトに戻っても、再度試合に出られるというルールです。
この場合、打順は元のままですが、守備は変わってもかまいません。これも、選手交代に当たって、後のことを考えると指導者も容易に選手交代に踏み切れず、従って控えの選手はプレーの機会を失いやすい、という問題に対してスタメンを後に戻せるというルールを採用することによって解決し、1人でも多くの子供を試合に出させる、という事を可能にします。

 

Q. 交流試合ができますか?

A. できます。練習試合は基本的にOKです。
それ以外はそのチームが拠点とする区市町村が主催する野球大会やプロ野球球団が主催する○○カップへの参加もOKです。規制があるのは、他の団体が主催する選手権大会への参加です。これも事前の話し合いにより、必要と認められれば許可される場合もあります。

 

Q. 世界選手権大会までの道のりは?

A. 日本は、オーストラリア・中国・香港・インド・インドネシア・韓国・ネパール・フィリピン・ロシア(太平洋エリア)・シンガポール・台湾・ベトナムと共にアジア・太平洋地域(通称APゾーン)を構成しています。
まず、日本代表決定戦に勝ち、その次にAP大会に勝ち上がりここで優勝して、はじめて世界選手権大会へ出場できます。世界選手権大会はマスタング(9-10歳)ブロンコ(11-12歳)ポニー(13-14歳)コルト(15-16歳)パラミノ(17-18歳)の各リーグが全米各都市で開催され、世界の50万人、3万チームの頂点に立つ大会となっています。
これは他団体が行っている招待試合形式の世界大会ではなく、全世界のポニー登録チームのみで戦う、世界レベルの勝ち抜きトーナメント大会です。

 

Q. 試合時間に規制はないのですか?

A. 基本的にはありません。 アメリカのプログラムなので、決着がつくまで延長します。
ただし、日本国内では、各地方連盟の大会によって、運営上の理由により規制が入る大会もあります。また、5回以降のコールドは試合成立ですが、4回までにコールドになった場合は無効試合ではなく、サスペンディッド試合とし、新たに設定された日時に中断した状態から再度試合を行います。

 

Q. 投手の投球回数に制限はある?

A. あります。成長期の子供を故障から守るため国内では1試合最大で7回まで。
連続する2試合において、合計最大10回までとします。
国際大会では、1試合最大7回までで、連続する2試合においても合計最大7回までです。
また、国際大会では、4回以上投げた場合、次の試合まで40時間の休憩時間を義務とします。
現在は、「中学生投手の投球制限統一ガイドライン」も適用しています。

 

Q. メジャーリーガーの約7割がポニー出身って本当?

A. 本当です。
アメリカには中学生の野球団体が7団体あります。その中で最大組織はPONY です。
それ以外は、Babe Ruth, Dixie, AAU, AABC, NABF,USSSA, Super Seriesとあります。小学生の野球団体は最大組織がLittle League, 次がPONYの組織にあるBRONCO。小学生の割合ではリトルが約6割、ブロンコ3割、残り1割が他の小さな団体となっています。中学生ではポニーが約7割、他の6団体が残り3割の選手で構成されています。全米規模で小学生と中学生のリーグを持っているのはPONYのみです。